失恋26日目
友人に勧められたので,書いてみようと思う.
タイトルにあるとおり,最近失恋した.
1年半ほど付き合っていた人から別れを告げられた.
未だにいろんな気持ちがジェットコースターのように朝から晩までときには夢のなかでも駆け巡る.
つらい,悲しい,苦しい,情けない,寂しい,また会いたい,話したい,楽しかった,嬉しかった,幸せだった,でも辛かった,そして後悔.
後悔が一番つらい.
あのとき私がこうしなければ,わがままを言わなければ,相手の気持ちをわかってあげられていたら,もっと自立してどんと構えていられれば,依存しなければ,相手が全部という状態にならなければ,スマホかパソコン越しに話すだけで満足していれば..
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海外のとある都市Aに留学したときに出会った.
コロナの煽りを受けた休校や私の一時帰国など,振り返ると,もともと付き合ってる期間の半分は遠距離だった.
私がなんとか仕事を見つけられて,戻ってきた先は都市Aから数百キロ離れた都市Bだった.
もともと,近い将来一緒に住みたいと話していたのだが.
相手は卒業後に都市Aで働くことがほぼ決まっていたし,職種的に競争力のない都市Bで職を探すつもりはさらさらないことは知っていた.
相手はこれからいろんなことに挑戦したい.
海外も視野に入れているみたいだった.
私は,ビザのこともあり,優しく協力的な雰囲気の会社というのもあり,都市Bで見つけた仕事をしばらく続けるかなと思っていた.
都市Aでの仕事も探してはみたが,様々なリスクを取ることに躊躇してしまったのである.
遠距離の間は毎日パソコン越しに何時間も他愛もない話をしていた.
それで十分楽しかったけど,この先のことは自分も正直不安に思っていた.
実は相手は,春に学校を卒業したあと,就職先を見つけるまで都市Bにある実家に帰ってきていた.
毎週会えるんじゃないかとすごくワクワクしたのを覚えている.
しかし現実はそう甘くはなかった.
ちょうどその頃,様々なことがあり私は過度のストレスに押しつぶされそうになっていた.
とにかく話を聞いてほしくなった.
電話越しに泣くことが続いた.
ただ側で話を聞いてほしいと言った.
ある週末,会いに行くと言われたので嬉しくなってずっと待っていたけど,その日,来てくれることはなかった.
その夜聞くと,自分は大丈夫に見えるかもしれないけどこの先の将来のことで頭が一杯でかなりの不安を抱えているとのことだった.
脳内の暴走から逃れるために寝たり,他のことをしたりしたようだった.
約束を破ってしまうのが問題なのは十分自覚していて人を傷つけるというのわかっているのだけど,どうしても不安が勝ってしまってできないときがある,わかってほしいとのことだった.
このとき,私にはこの言葉が届いていなかったように思う.
大丈夫?何が心配なの?話聞こうか?と言うことができず,自分のことで一杯一杯だった.
一旦,自分も冷静になってこれは依存かもしれないと気づいて冷静になったものの,趣味に没頭している様子に相手が実家での日常をただ楽しんでいるように見え,次の日に電話やメッセージで責めてしまった.
これは相当相手を怒らせてしまったようだった.
きっとこの4月前半が終わりの始まりだったように思う.
(続く,かも)